WHEYプロテインを使った栄養バランスの良いパンケーキ

大切なタンパク質(プロテイン)
今も昔も健康、そしてダイエットに対する話題に尽きることはありませんが、少し前から振り返ってみても、りんごだけを食べる『リンゴダイエット』や、単に摂取カロリーを大幅に落としてとりあえずたくさん走ることで体重を早く落とす、といったような偏った方法が、一時期の流行だけで移り変わってきたように思います。
ですが最近はYouTubeなどの情報発信のおかげで、ようやく日本でもアスリートのように特別な食事管理をしなければならない人たちの間だけではなく、一般の人たちの中にも、より理に適った本当の健康維持、あるいは向上ための筋力トレーニングやフィットネス、食事に対する考え方が浸透してきました。
そしてその際に必ず欠かせないものが充分なタンパク質の摂取です。 英語でいうタンパク質(=Protein プロテイン)の語源はギリシャ語でいうProteios プロテイオス=最も重要なもの、で、つまりは身体を動かす筋肉を作る上で、最も大切な材料になる栄養素です。
時折見かける良くない例として、女性で太らないようにするため単にカロリーが低い食べ物を少量食べることだけに気を使って、美容液や化粧水にはお金の糸目を付けずに散財している人がいますが、髪の毛や肌、爪でさえも主成分はタンパク質なのでタンパク質の摂取を疎かにしての美容と健康の維持は正直合理的ではありません。
それどころか調べれば調べるほどに高額なスキンケア用品を使うよりも適度な運動と均整の取れた食事をする方がよっぽど美容にもアンチエイジングにも良いことがわかるでしょう。
言うまでもなく理想的な栄養を取ると言うことは健康に直結しているとても大切なことです。ですが忙しさや手軽さ、または人付き合いなども要因して外食がつい多くなる生活をしていると、どうしても偏った食事になってしまいがちです。
ここで忘れてはいけないのが外食産業はあくまでビジネスであることが基本なので食べる人の栄養バランスを意識して僕たちに提供しているとは限りません。 ですので神経質にならなくとも自分がどんな物をどれくらい食べているかは、ある程度把握しておく必要があります。
たとえば、昼食に麺類を一品だけしか食べていない、などという時にはタンパク質をほとんど取ることが出来ていないので、その日の夕食には意識してタンパク質の多い食事を取る、という心がけをしたりすることが大切になります。
そこで今日は、僕が自身の健康とダイエットのために作ったプロテインとオートミールを使ったパンケーキのレシピをご紹介します。 主に朝食につくって食べていますが昼食の時間がゆっくり取れなさそうな日や運動後のために前もって焼いておくととても重宝します。 今回、プロテインはホエイ(WHEY)プロテインという牛乳が主原料のものを使いますが、もちろん自身の目的に合わせて別のタイプのものに差し替えて作ってみるのも良いかもしれません。
作り方 (2人前 小さく焼いて4枚分)

材料
WHEYプロテイン 30グラム バナナを入れることで相性が良いのでチョコレート味がおすすめです。
そば粉 10グラム タンパク質と食物繊維が多いので、そば粉にしましたが無ければ小麦粉でも大丈夫です。
たまご 1個
ハチミツ 大さじ1
豆乳 250ミリリットル 脂質、糖質の少ない無調整のものが良いですが味としては調整豆乳、あるいは牛乳でも作れます。
バナナ 1本 普通サイズのものを一つ。
オートミール 100グラム 良く濡れた状態から焼くと良いので小粒のものの方が使いやすいですが、大粒の場合にはさらに良く水分を含むのを待ってから焼き始めます。
つくり方
1、まずはボールにプロテイン、そば粉、ハチミツを入れ、たまごを割り入れたら豆乳を加えてダマにならないように泡立て器などでよくかき混ぜます。
2、別の容器に皮を向いたバナナを入れ、フォークで潰します。お好みですがあまり細かくせずに食感を残すくらいにすることをおすすめします。
3、1で混ぜ合わせたものと潰したバナナ、そしてオートミールを一緒にし、良く混ぜます。すぐに焼き始めるとオートミールに水分が届かずにパサついた食感が残ってしまったままになってしまうので、混ぜたら10分ほど置いてから焼きます。
4、薄く油を敷いて軽く温めたフライパンに材料の半分を流し込んだら弱火でゆっくりと両面を焼きます。(フタを利用すると早く焼けるので便利です。) 出来たらフライパンはフッ素加工のされたものを使うと敷く油の量を減らすことができるのでおすすめです。

1人分の栄養価
カロリー 420キロカロリー
タンパク質(プロテイン) 20グラム
炭水化物 53グラム
脂質 8、6グラム
食物繊維 7、1グラム
以上に加えてビタミンやミネラル群も豊富に含んでいます。 僕が使っている材料を元に書き出した栄養価の数字ですが、商品や資料によっては数字にある程度ばらつきがあるので、おおよその数字として見ていただけたらと思います。
僕がここ最近朝食によく作って食べているもので、余分に作り置きしておいて午後少しお腹が空いた時に食べたり、軽い運動をしに外出する時にも包んでバッグに忍ばせておけば、せっかく運動をした後に小腹が空いて余計なものを食べてしまう心配がなくなるのでとても便利です。
市販のプロテインに含まれている甘味と少しのハチミツ以外には砂糖を加えていないので甘さもかなり控えめでどちらかと言うと素朴な味ですが、飽きが来ずに食べれるので是非作ってみてください。
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